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こわ・おもしろ玉手箱 第01話:「ウィニー」

第1話: 「ウィニー」

最近毎日のように新聞で機密情報・個人情報流出という記事、それと「ウィニー」という言葉をみかけます。「ウィニー」は不特定多数のパソコン同士で情報のやりとりをするファイル交換ソフトのひとつ。便利で高機能のため、パソコンを使い慣れている人の間に広く普及しました。

「ウィニー」は自分が持っているデータを、利用者の間で交換できる仕組みになっています。この仕組みを悪用して「アンティニー」というコンピューター・ウイルスも出現しました。このウィルスは、パソコンの中の情報を勝手に公開してしまうため、個人情報や機密情報がパソコンの中に入っていると公開されてしまうことになるのです。

これを防ぐには

① パソコンをネットワークに接続しないことーが最も確実なのですが、インターネットを使えないので意味がありません。

② 取られて困るようなデータがパソコンに持たないーこれが確実です。

③ 最新のソフトに更新する、ウィルス対策ソフトを入れるなど基本的な対策を施すーこの対策は「情報処理推進機構」などのホームページにも記述されているので参考にされると良いでしょう。

ところで、パソコンに「ウィニー」を導入して使うためにはある程度のパソコンの専門知識が必要です。私は「ウィニー」を導入するような知識はないので大丈夫と思うかもしれませんが、そうではありません。情報漏れを狙ったウィルスは次々と世界中で作られています。住所録でもお金になる世の中で、ネットワーク犯罪は悪意をもってより巧妙に仕組まれています。

 パソコンに自信のない人は、知られたら困るような情報をパソコン内に持たないことが安全ですが、写真・住所録・家計簿・名簿などの個人情報をパソコンで作って持つのが普通です。そのため情報を取られないようにする前述③の対策がとても重要であることをお分かりいただけると思います。

(後藤三郎・ソフトピアジャパン専務理事)
平成18年4月18日 中日新聞「しんぶん@ネット」掲載

(注:作者の役職は当時のものです)

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