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こわ・おもしろ玉手箱 第06話:「だます手口」


第6話: 「だます手口」

 ソフトピアジャパン(岐阜県大垣市)は情報セキュリティの専門家向け研修を実施していることもあり、よくセキュリティセミナーの講師派遣の依頼を受けます。最近もある勉強会でお話をする機会がありました。

 その勉強会は約40人の参加者で、始める前に皆さんにお伺いしたところ、ほぼ全員がインターネットを利用されていました。そして、多くの人のパソコンからコンピュータウイルス検出ソフトによって頻繁にウイルスが検知され、悩んでおられました。そのような人たちから「どうして、うっかりだまされてしまうのか」とよく質問されます。今回はそれについての代表的な例を説明します。

 ひとつには、ウイルスの名前やアイコン(絵記号)が巧みに偽装され、ウイルス付きのメールを受けた人が思わずクリックしたくなるようにしてあることです。例えば、商店の方に、「お宅から購入した商品が破損していた。その証拠の画像を一緒に送った」なんてメールが届いたら、その画像と思われるアイコンを思わすクリックしてしまいます。

 また、フィッシングといって、金融機関のホームページとうり二つのホームページを用意した誰かから「パスワードの更新期日になりましたので、パスワードの変更をお願いします。古いパスワードと新しいパスワードを入力して下さい」という、にせのメールが多くの人に届いた事件も実際にありました。

 他にも「この間のパーティーは楽しかったね。そのときの写真を送ります」というメールが届いたら、本当に最近友人とパーティーを開いた人なら写真のアイコンをクリックしてしまいます。

 

 さまざまな巧妙な方法で、ウイルスは送り込まれてきます。このような手口を覚えておいて下さい。そして"ちょっと待てよ"という気持ちをもって、だまされないようにする事が肝心です。

(太田秀昭・ソフトピアジャパン人材育成室長)
平成18年8月1日 中日新聞「しんぶん@ネット」掲載

(注:作者の役職は当時のものです)

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