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こわ・おもしろ玉手箱 第07話:「誰もが使える?」

第7話:「誰もが使える?」

インターネットの利用者数は八千万人を超えると言われ、今や使うのが当たり前の世の中になってきています。ところが、「ハンディを持った人」には利用したくても利用できない現実がいたるところにあり、「使いこなせる人」との間に社会的・経済的格差ができています。

この格差を解消するためには「Webアクセシビリティ」への配慮が必要です。「Webアクセシビリティ」とは、誰もがホームページなどで提供される情報や機能をきちんと利用できるかを表す言葉。その点への配慮が、ホームページ等を作成し情報を提供するときに必要です。

例えば、小さな文字が読みづらい人のために、文字の拡大が簡単にできるように作られているか。目の不自由な人のために音声での読み上げができるようになっているか。色の判別ができない人のためにカラーでしかわからないような表示は避けているか…。

特に自治体のホームページは「Webアクセシビリティ」への配慮が重要。例えば、休日診療案内や防災情報の発信などをする時、「ハンディを持った人」も含め全ての人が簡単に、快適に、安全に、安心して使えるよう配慮すべきです。

「Webアクセシビリティ」向上のために、どんな機能が必要か。それが2004年6月、日本工業規格JISX8341-3(8341は、やさしいと読みます)「高齢者・障害者等配慮設計指針第3部 ウエブコンテンツ」にまとめられ、2005年12月には総務省より「みんなの公共サイト運用モデル」に示されました。各市町村の「Webアクセシビリティ」度の調査なども実施され、「誰もがきちんと利用できる」ことへの関心は徐々に高まりつつあります。

自治体でも企業でも、ホームページ等を提供する人は「Webアクセシビリティ」への積極的な配慮が大切です。

(後藤三郎・ソフトピアジャパン専務理事)
平成18年8月22日 中日新聞「しんぶん@ネット」掲載

(注:作者の役職は当時のものです)

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