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こわ・おもしろ玉手箱 第12話:「パスワード」

第12話: 「パスワード」

 キャッシュカード、インターネットショッピング、そして献血まで、最近はどこでもパスワードの入力が求められます。

 皆さんはパスワードの管理をどうされていますか?忘れないようにと誕生日・電話番号・住所など安易な文字や番号を使っていませんか。携帯電話、キャッシュカード、クレジットカード、パソコンまで、パスワードが一緒になっていませんか。

 少し前の調査では、携帯電話とキャッシュカードで同じパスワードの人がかなりいるとのことでした。ドキリとした人、要注意です。携帯電話のパスワードはツールで解読できてしまうので、カードと一緒に盗まれたら・・・すごく心配です。

 盗みといえば、ハンディスキマーという、簡単に磁気カードを偽造できる装置を使った事件も発生しています。でも、パスワードで保護されているカードの場合は、パスワードが判(わか)らなければ使えないので少し安心です。簡単に推測できないパスワードを使うことが大切なのです。

 ところで、多くのパスワードを管理するのはとても大変です。私も自分の車のナンバーでさえなかなか覚えられないくらいの記憶力なので、ずっと覚えておけるか心配です。でも、そんな人に役立つパスワード作成方法があります。まず、覚えておける簡単な文を作ります。そしてその文をローマ字に変え、単語や文飾ごとの最初の一文字を組み合わせるのです。

 

 たとえば、「更けゆく秋の夜」を「fuke yuku aki no yo」とすれば、fyanyとなります。それに数字や記号を組み合わせれば解読されにくいパスワードが作れます。さらに、パスワードの強度測定ツール(たとえばマイクロソフトが公開しています)でその強度を確認できればより安心です。

 パスワードに頼ることが多い現状では、安全なパスワードを設定し、適切に管理することがとても重要なのです。

(太田秀昭=ソフトピアジャパン・人材育成室長)
平成18年12月12日 中日新聞「しんぶん@ネット」掲載

(注:作者の役職は当時のものです)

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