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こわ・おもしろ玉手箱 第16話:「快適ネット社会」

第16話: 「快適ネット社会」

「こわ・おもしろ玉手箱」を連載して一年が経過しようとしています。

  第1話で「ウイニー」というファイル交換ソフトを経由しての情報漏れを取り上げましたが、その後もネットに絡んだ事件、事故は後を絶たず、手口も複雑化し、利用に不安を感じている人も多いようです。

 一方、コンピュータウイルスほか、フィッシング、スパイウェア、ワンクリック詐欺などはテレビなどの影響もあり、多くの人が知るようになりました。また、「危ないものには近寄らないようにしよう」と自己防衛する人も増えています。

  ただ、IPA(情報処理機構)などの調査によると、内容を正しく理解していない人も多く、ボット、ファーミング、ルートキットなどは言葉そのものもあまり知られていないようです。ネットを上手に使おうとしている人は、その手口を正しく知って、最低限の対策を行うこと、気をつけて利用することが必要です(第1話~第6話)。

 最近、複数の人に誘われ、幾つかのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス=趣味、地域など共通の繋(つな)がりを持った人間関係づくりの場を提供するネットサービス)に参加し、とても魅力を感じています。

 

 
今までネットに縁のなかった人も含め、人口の大半の人がどこかのSNSに入っているという時代も近いでしょう。双方向の地デジも国民総ネット参加の引き金になるかもしれません。本来なら「誰でも、簡単に、安心して、安全に、そして快適に使えてあたりまえ」という気もします。

  ネットの仕組みを提供する側(ネット関連ソフトウェア会社、ネットセキュリティ会社、通信会社、ネットサービス会社)の迅速な対応と抜本対策、情報を提供する側の配慮(第7話)、そして法律の整備、取り締まりなどが確実に行われ、利用者は「何の気遣いもなくテレビ感覚で」ネットが使えるような時代が来ることを望んでやみません。

(後藤三郎・ソフトピアジャパン専務理事)
平成19年3月20日 中日新聞「しんぶん@ネット」掲載

(注:作者の役職は当時のものです)

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