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こわ・おもしろ玉手箱 第19話:「 子供が危ない 」


第19話: 「 子供が危ない 」

 最近、携帯電話を使ったインターネット関連のトラブルを耳にします。警察庁の調べによると、平成18年には出会い系サイトに関連した事件の検挙件数は1、915件あり、実に97%が携帯電話からアクセスしています。しかも被害者の83%が18歳未満の少年なのです。

  私の周辺でもいくつか事件が発生しました。一つは近所の大学生からの情報。携帯電話の出会い系サイトに、その大学生の近くの中学生が出ているという内容でした。

 名前こそありませんが、大まかな住所と学年が表示されており、誰かはすぐに解(わか)りました。学校を通じて保護者に連絡し、幸い大事にはいたりませんでした。名前さえ解らなければよい、と安易に考えて出会い系サイトに投稿したと思われます。

 より深刻な実態に陥った事例もありました。サイトの掲示板に悪口を書かれ、その発言の削除依頼メールを管理人に送ったところ、写真を要求されたうえ、徐々にエスカレートして実際に会うように脅迫されるように至ったものです。

 この事例は警察に相談して解決しましたが、子供や保護者は本当に大変でした。ドラマみたいな事件が現実に起きているのです。

 子供たちがトラブルに巻き込まれないようにする具体的な対策としてー(1)出会い系サイトが危険だと教える(2)有害なサイトを見ないように諭す(3)携帯電話事業者から無料で提供されている有害サイトアクセス制限サービス http://www.tca.or.jp/mobile/filtering.html (電気通信事業者協会)を利用するーの3点です。

 

 
 携帯電話だけでなく、PC用にも各種フィルタリングソフトが提供されています。このソフトで全てが解決される訳ではありませんが、様々な方策で少しずつ危険を減らしてゆくことが大切なのです。

(太田秀昭=ソフトピアジャパン・人材育成室長)
平成19年5月22日 中日新聞「しんぶん@ネット」掲載

(注:作者の役職は当時のものです)

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