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こわ・おもしろ玉手箱 第26話:「ネットカフェ 」

第26話: 「ネットカフェ 」

 以前から喫茶店でコーヒーを飲みながら、週刊誌 (コミック)を読み、ゆったりと時間を過ごすのが好きでした。最近では漫画喫茶(漫喫)の気軽さに魅(ひ)かれ、時々利用するようになりました。漫喫はサービスのひとつとして、インターネットが使えるところが多くなり、ネットカフェとも呼ばれています。

 カウンタ一席や一人、二人用席など利用人数別、漫画、DVD、ネットといった機能別のほか、リクライニング、マッサージチェア、畳など様々な席があります。料金もフリードリンクで一~二時間三百円程度から千円近くのリッチな店まで。コーヒーの味も様々です。

 24時間営業の店が多く、ひと晩で千円ほどの安値なところもあり、最近では宿代わりに利用されるケースも目立ちます。ネットで多くのゲームが利用でき、周りを気にする必要がない、開放感が魅力のひとつです。

 一方、自宅からの利用とは異なり、発信元がわかりにくくなるという安心感からか、誹謗(ひぼう)中傷のメールを送ったり、振り込め詐欺の発信元になったり、あやしげな画像を見たり、危ないことを試したり、困った使い方もされ易(やす)いようです。また、使った内容がパソコンにそのまま残る場合もあるので、口座番号、パスワードなどの個人情報が洩(も)れる可能性があります。

 そうした危険性を防ぎ、ネットカフェを健全で快適な空間とするために、安全対策をキチンと取っている店もあるようです。(1)会員制にして本人確認を必ず行う。 (2)あやしげなサイト見る時には会員番号を入力させる。(3)個室もオープンにする。(4)利用が終わるとその都度使った内容を消すーなど、安心で快適な時が過ごせるよう工夫され、差別化されているようです。

  ネットカフェが、漫画とネットとおいしいコーヒーが好きな、中年のおじさんのいこいの場であり続けるよう、期待するものです。

(後藤三郎・ソフトピアジャパン専務理事)
平成19年10月16日 中日新聞「しんぶん@ネット」掲載

(注:作者の役職は当時のものです)

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