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こわ・おもしろ玉手箱 第28話:「動画が面白い」

第28話: 「動画が面白い 」

 「最近、ネットではとんなことが面白いの?」と新しモノ好きの何人かの知り合いに聞いてみると、「動画でしょう」という答えが返ってきた。You Tubeとか、ニコニコ動画である。

 You Tubeは、米国の企業が提供している、インターネットによる無料の動画配信サービス。自分で撮ったビデオ映像を特定の仲間で共用したり、登録されている膨大な数(数千万ともいわれている)の動画が見られ、投稿された動画にコメントをつけて評価することもできます。 

 サービス開始は2005年12月。日本語で検索でき、内容が豊富で、何よりも興味深い(面白い)内容だけに、利用者が爆発的に増えました。

 ニコニコ動画は、ニワンゴが提供している動画配信サービスです。再生中に簡単にコメントをつけられるのが特徴。人間の感情の表現を”コメントをつける”ことで表し、思わずうなずいてしまうようなコメントに感嘆すること度々です。

 今年の1月にサービスが開始されたばかりですが、配信される膨大な数の動画、簡単にコメントがつけられる面白さ、思いもよらない動画に出会うことができることから、利用者は急増。登録者数は既に4百万人(11月14日現在)に達しています。

 どちらも面白く、新しいネット会社を作り出しています。しかし、著作権違反をどう規制していくか、不適切な有害情報をどう扱うか、誹謗(ひぼう)中傷・罵倒(ばとう)などのコメントにどう対応していくか、等々、ネットに共通する難しい課題があります。

 もともと利用規約では禁止されていますが、そんなことは気にもせず自己アピールや、うっぷん晴らしに利用している人は大勢いるようです。それに対し、サービス提供側も、著者権違反と思われるものは削除する、有害情報だとの報告があれば、消去するなどの対応がとられているようです。

 

 ネット会社では、面白いものにどっと人が集まり、ものすごいスピードで進化していきます。進化についていける人だけではなく、誰もが安心して使えるような仕組みづくり、規則の整備が今後ますます必要になってくると思われます。

(後藤三郎・ソフトピアジャパン専務理事)
平成19年11月27日 中日新聞「しんぶん@ネット」掲載

(注:作者の役職は当時のものです)

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