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こわ・おもしろ玉手箱 第30話:「アクセシビリティ」

第30話: 「アクセシビリティ」

 「こわ・おもしろ玉手箱」も今回で30話になりました。

 一昨年8月の第7話で、インターネットのホームページ(HP)は障害者も含めすべての人が簡単に、快適に、安全に、安心して使えるよう配慮すべき、つまり「ウェブアクセシビリティ」を考慮すべき、と書きました。

 これは、ウェブに書かれている内容が誰でも容易に利用できる(アクセシブルである)こと、言い換えれば、ウェブがバリアフリー化されているということです。

 国、自治体を中心に、その言葉がようやく定着し、具体的な活動が出てきましたので紹介します。岐阜県では昨年10月、「岐阜県ウェブアクセシビリティに関するガイドライン」 が策定されました。

 ガイドラインは、最低限配慮が必要な「レベル1」と、できれば配慮しておきたい「レベル2」とで構成。画面が見えない人、見えにくい人、色の識別が難しい人、音が聴きにくい人、マウスやキーボード操作が難しい人たちに対してどんな配慮が必要か、なぜそれが必要なのか、どうすればよいかを具体的な事例・方法で示しています。

 障害者にとって「ウェブアクセシビリティ」に配慮されているかどうかは重要なことです。配慮の診断を仕事として実施できるように昨年末、障害者対象の「ウェブアクセシビリティ診断研修」を岐阜県内数力所で行いました。

 世の中の多くの人が「ウェブアクセシビリティ」という言葉を知り、HPを開いた時に「アクセシビリティへの配慮はどうか」、という目で見てみる。そしてそのHPを提供している人、団体、企業の取り組み姿勢や思いやり度を推測してみる。

 

 また、最近では多くの人がブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などでごく普通に情報発信をしています。そんな時に「ウェブアクセシビリティ」をチョット思い出し、発信してみるのはいかがでしょうか。

(後藤三郎・ソフトピアジャパン専務理事)
平成20年1月15日 中日新聞「しんぶん@ネット」掲載

(注:作者の役職は当時のものです)

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