<プレス>「次世代ワイヤレスインフラ『5G』」セミナーを開催します。

プレスリリース

次世代ワイヤレスインフラ『5G』は、2020年より回線設置がはじまり、2025年までにほぼ日本全土に普及する予定である。高速・大容量・低遅延の次世代ワイヤレスインフラ『5G(※1)』により、今後、産業構造がどのように変わるか解説いただき、5Gへの理解・関心を深め、IT企業、ITベンチャー、車両・航空機等の製造業における利活用方法等を考えることで、次世代の人材育成の参考となるセミナーを下記のとおり開催します。

※1 5G(ファイブジー)
これまで1Gから4Gに至るまで、通信速度の向上が進んできた。5Gもより高速化を実現するものであるが、5Gはそれだけでなく、「多数同時接続」、「超低遅延」といった特徴を持っている。4Gまでが基本的に人と人とのコミュニケーションを行うためのツールとして発展してきたのに対し、5Gはあらゆるモノ・人などが繋がるIoT時代の新たなコミュニケーションツールとしての役割を果たすこととなる。
「多数同時接続」とは、基地局1台から同時に接続できる端末を従来に比べて飛躍的に増やせることである。例えば、これまでは自宅でPCやスマートフォンなど数個程度の接続だったものが、5Gにより100個程度の機器やセンサーを同時にネットに接続することができるようになる。また、情報通信研究機構(NICT)は2018年3月、実証試験において端末約2万台の同時接続を確認したと発表した15。これにより、例えば倉庫に保管された多数の物品の位置や中身の把握、また、災害時に大勢の避難者にウェアラブル端末を着けて健康状態を遠隔で確認する、といった用途への活用が見込まれる。
「超低遅延」とは、通信ネットワークにおける遅延、即ちタイムラグを極めて小さく抑えられることである。例えば、自動運転のように高い安全性が求められるものにおいては、リアルタイムでの通信が必要である。また、ロボットの遠隔制御や遠隔医療といった分野においても超低遅延の効果が発現できる。
このように、5Gは来るべきIoT時代の重要な基盤となるものである。その実現により、コミュニケーションのあり方の変化、そして新たなビジネスの進展に繋がることが期待される。
(総務省 平成30年度政策白書より抜粋)

http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd133420.html

 

【記者発表日】:令和元年9月13日(金)
【担当】:公益財団法人ソフトピアジャパン 産業人材育成室
【連絡先】:0584-77-1166

 

■添付資料
・記者発表資料(PDF形式 346KB)
・チラシ(PDF形式 822KB)