第1部 基調講演 | ||
ソフトピアジャパン センタービル1階 セミナーホール | ||
09:20 | 受付・開場(1階ホール前) | |
10:00 | 挨拶 インフォメーション | |
10:10 | 基調講演1 蛇川 忠暉 氏 一般社団法人 持続可能なモノづくり・人づくり支援協会(ESD21)会長 日野自動車株式会社特任顧問 元 トヨタ自動車 取締役副社長、相談役、顧問 元 日野自動車株式会社 代表取締役社長、代表取締役会長 講演テーマ:「Digital Transformation 時代を迎えて」~かつての”Toyota way” と ”i-Toyota vision” を参考にしたホワイトカラーのあり方について~ 20年程前、国内企業は”21世紀の幕開け”に色々な夢を描いていた。私は当時トヨタ自動車の副社長として多くの部門を統括していたが、主に”グローバル化”“情報化”の波に全社的な方向性を示すべく専念していた。その中の「生産・調達のグローバル化に伴う”TOYOTA Way”の発信」「”i-TOYOTA Vision”によるシステム改革」に絞って、百年に一度と云われるこの革新期に当たり、今なら世の中にどのような発信をするだろうかに今一度老いの思いを馳せてそれぞれの”進化”と銘打って自論を試みたい。 〇企業活動には会社の信条(心のよりどころ)の共有が効果的成果を生む。しかし自分の信念が置き去りになっていないか 〇IoTの時代こそ情報・データの全社共有化、統一化が生産性向上に不可欠無用なデータ侵入と盲信の防御は確実か | |
11:25 | 基調講演2 宮田 一雄 氏 富士通株式会社 グローバルサービスインテグレーション部門 デジタルフロントビジネスグループ シニアフェロー 講演テーマ:「 なぜ、日本の会社がトヨタを真似できないのか 」 ~サービス業として捉えたIT業界のトヨタを目指しての取り組み ~ 多くのトヨタ本が巷に溢れている。トヨタのOB達はコンサルティングをビジネスにして多くの企業を指導している。しかし、トヨタの様に日本流を貫きながら改善と飛躍を両立させてグローバル化にも成功し、50年以上も繁栄し続けている日本の企業は存在しない。 日本人にとって当り前だった「チームでGOALを共有して助け合う」というワークスタイルを破壊して、矛盾を抱えた欧米流のマネジメントを盲目的に導入した結果、的外れな「働き方改革」議論が進む日本を変革する為にはトヨタを真似れば良いはずだ。なぜトヨタを真似する事が困難なのか?どうすればトヨタと同じように改善と飛躍を両立できるのか。 短期間ではトヨタを真似ることができないという本質を見抜き、理論を学び変革を成し遂げた製造業のマツダの事例を紹介すると共に、IT産業をサービス業と捉えて変革を開始したばかりの富士通の事例を紹介しながら、私が後輩たちに託したい個人的な想いを述べてみたい。 | |
12:30 | 昼食 |
第2部 (1)TMSアクティビティリポートコース | ||
ソフトピアジャパン センタービル1階 セミナーホール | ||
(全業種/経営幹部、マネージャー、リーダー、実務者向け)トヨタ流マネジメントTMSを用いて組織・チームの抜本的な改革を実践・継続されている企業様の事例発表です。全国から6社発表予定。 | ||
13:30 | 事例発表1 株式会社 NTTデータCCS エネルギー・資源ソリューション事業本部 執行役員 副本部長 山崎 広美 氏 (他2名) 発表テーマ:「第2期 研修中 - 理想のチームつくりへの軌跡」 2017年4月から始めたTMS研修、第2期を新たなメンバーで開始しました。理想のチームをつくるための苦労と成果をお伝えします | |
14:05 | 事例発表2 株式会社サンケイエンジニアリング 経営企画室 室長 前沢 典子 氏 発表テーマ:経営層から変わる、変えるTMS マネジメントが変われば現場も変わる!とはよく言ったものですが、導入後は現場の意識・改善もさることながら、マネジメントの意識が変わることで一丸になって変化した軌跡をお伝えします。 | |
14:40 | 休憩(10分) | |
14:50 | 事例発表3 株式会社AOKI suitsbox事業部 プロダクトオーナー 谷澤 雄一郎 氏 発表テーマ:大企業の新規事業創造とカイゼン 創業60年の紳士服専門店AOKIがサブスクリプションの「suitsbox」事業を立ち上げた。スーツを購入せずに、レンタルで利用する新業態。販売から利用へと、なぜ自社のビジネスと競合するサービスへ挑戦したのか。企画から事業スタートまでの道のりと、立ち上げた後のカイゼン活動。トヨタから生まれたリーンスタートアップを大企業で実践している事例をお話します。 | |
15:25 | 事例発表4 シンポー情報システム株式会社 ICT推進部 部長 上野 直人 氏 発表テーマ:TMS導入済組織の更なる改善について 当社では、3年前よりTMS改善塾活動を推進しております。 その間、一部の組織では一定の効果(意識の変化など)があったものの、大半の組織では形骸化している事が課題でした。 今回、塾生対象を部門長としてスタートした当社4年目となる2017年度改善塾活動の中で、私がチャレンジした試みをご紹介いたします。 | |
16:00 | 休憩(15分) | |
16:15 | 事例発表5 株式会社オージス総研 人事部人材開発センター 喜多村 貴子 氏 発表テーマ:~改善塾をはじめて5年、ここから~ 挑戦する人々と取り巻く環境との空間を埋め繋ぐ人(エーテル)と呼ばれて 1期生として改善塾と出会い、自現場だけでなく、塾生間や他現場の変化(成長)に触れ、社員や関係する会社と共に成長したいと考えるようになりました。「悪巧み仲間」と共に、「持続的成長を牽引する次世代リーダーの育成と、競争力と変化対応力を持った組織づくり」を目的に、トライしている様々な取り組みについてお話できればと思います。 | |
16:50 | 事例発表6 日本ソフト開発株式会社 代表取締役副社長 蒲生 仙治 氏 発表テーマ:「不易流行と実践塾TMS」 「不易流行」とある通り、不易な経営理念の上に、その時代の変化に合わせた戦術をよりアジャイル的に推し進めるべく、組織マトリックスとしてTMSを実践・活用していきます。 | |
17:25 | インフォメーション |
第2部 (2) ITプロフェッショナルコース | ||
ソフトピアジャパン センタービル10階 大会議室 | ||
(IT企業/経営幹部、マネージャー、リーダー、実務者向け) 現代のIT/IoTと人づくりについて、海外や日本で活躍している専門家の方々にご登壇いただき、最新情報をお届けいたします。 | ||
13:30 | 講義1 i Smart Technologies 株式会社 Customer Success Evangelist 増田 春輝 氏 講義テーマ:町工場でも成果の出せるIOT!~昭和の機械へも接続~ 自社工場の改善活動のためにIoTモニタリングシステムを構築。 生産状況・サイクルタイム・停止時間・可動率等のデータ収集を自動化し改善スピードが2倍に向上。 80ラインで平均34%、最大128%の出来高向上、年1億円以上の労務費と4億円の設備投資節減など大きな効果を上げる。他の中小企業の生産性向上のためi Smart Technologies(株)を設立。初期費用10万円、月額39,800円と負担がわずかで、後付け汎用センサーにより改造不要で旧式設備にも導入可能なため、設立1年強で中小企業を中心に100社以上にサービス展開中。 モニタリングのみならず、改善とデータ利用の経験が豊富なメンバーがお客様の5日分のデータを分析し製造ラインの改善点をアドバイスするライン診断レポート作成サービスや、「データで人の力を引き出す」を合言葉にコンサルティングサービスも各地で開始。 | |
14:20 | 休憩(10分) | |
14:30 | 講義2 株式会社永和システムマネジメント 代表取締役社長 平鍋 健児 氏 講義テーマ:デジタルビジネスの潮流とアジャイル開発 海外ではソフトウェア開発手法としてメインストリームになってきたアジャイル開発が、日本でも活発に導入されるようになってきました。本講演では、DX(Digital Transformation)時代にマッチしたこの手法が現れてきたビジネス的背景を説明し、「スクラム」を例にした技術的特徴、事例、トヨタ生産方式を起源とするLean との関連などについて、やさしく解説します。 | |
15:20 | 休憩(10分) | |
15:30 | 講義3 CI&T株式会社 Operations Director 古賀 和幸 氏 講義テーマ:Leanを取り入れCAGR30%以上の急成長を達成 ~CI&Tのデジタルトランスフォーメーション~ 「頼まれた事を完璧に作る」から「顧客体験を把握し、学びながら、驚くほど早く、最高のプロダクトを届ける」へ。 CI&Tは、全社的なLeanの導入によりソフトウェア開発部門だけでなく、人事やビジネス部門も時代とともに変化しました。その様子には顧客も関心を示し、近年は大企業がLeanに変化する支援サービスを展開しています。 では、何をどのように変化していったのか・・・。生の事例をお届けします。 | |
16:20 | 休憩(10分) | |
16:30 | 講義4 株式会社戦略スタッフ・サービス 代表取締役 戸田 孝一郎 氏 講義テーマ:デジタルトランスフォーメーションの基本はTMS 昨今IT業界のみならず全ての業界で、デジタルトランスフォーメーションが語られ、いろいろな概念やツールが紹介されておりますが、デジタルトランスフォーメーションの基本は、ビジネススピードを高めて、新興のデジタル企業のビジネススピードと競う事を意味しています。ではどの様にして既存の企業がビジネススピードを格段に向上できるのか?また、既存のビジネスへの影響は??どう対処すべきか?最新の事例を基にデジタルトランスフォーメーションを実現する考え方や方法を紹介します。 | |
17:20 | インフォメーション |
第2部 (3)TMSワークショップ | ||
ソフトピアジャパン センタービル10階 会議室1 | ||
(全業種/マネージャー、リーダー、実務者向け) | ||
13:30 | セッション1 株式会社富士通クオリティ&ウイズダム 第2プロフェッショナルサポート事業部 担当部長 小原 由紀夫 氏 講義テーマ:「実践!なぜなぜ5回(階)」 ~目から鱗が落ち、隠れた原因が見えた~ 単になぜを5回繰り返すだけでは十分な分析は難しいです。そのため、3フェーズの「なぜなぜ5回(階)」を体系化しました。①問題を分解する問題識別、②5つの質問と動詞で視点を変える5階層モデル、③現場から管理者、組織への私の連携により構成されます。標準化されたアプローチにより、目から鱗が落ち、隠れていた原因が見えます。現場の課題から働き甲斐と利益、さらに、経営理念に連携させる考え方を紹介します。 | |
14:30 | 休憩(10分) | |
14:45 | セッション2 株式会社戦略スタッフ・サービス 取締役 一般社団法人TMS&TPS検定協会認定講師 三井 伸行 氏 講義テーマ:タイムボックス・ストーミングによる効果的な合意形成の体験1 チームでの合意形成には時間がかかってしまいます。このセッションでは効果的に合意形成を実践できるタイムボックス・ストーミングをワークショップを通して体験していただきます。タイムボックス・ストーミングとは、当社で考案し実践している手法で、タイムボックスでディスカッションと振り返りをセットにして複数回のイテレーションで実践する合意形成の手法です。チームのスキルが上がり、より速く、最高のパフォーマンスを発揮することにより、QCDを確実に高めることができます。是非、ご体験ください! | |
16:20 | 休憩(10分) | |
16:30 | 株式会社戦略スタッフ・サービス 取締役 一般社団法人TMS&TPS検定協会認定講師 三井 伸行 氏 講義テーマ:タイムボックス・ストーミングによる効果的な合意形成の体験2 (体験1と体験2はセットです。途中退入室は不可となります) | |
17:20 | インフォメーション |
懇親会 | ||
ソフトピアジャパン センタービル1階 レストラン「こみゅれす美濃味匠」 | ||
18:00 | 懇親会 TMS&TPS検定協会による2017年度表彰式を行う予定です。 ・TMS検定4級最高得点賞 ・TMS検定3級最高得点賞 他 | |
19:30 | 懇親会終了 |
主催 | --- |
共催 | 公益財団法人ソフトピアジャパン、一般社団法人TMS&TPS検定協会、ぎふITものづくり協議会、岐阜県IoTコンソーシアム |
協力 | 株式会社豊田マネージメント研究所 |
部署 | 公益財団法人ソフトピアジャパン 経営支援室 |
TEL | 0584-77-1166 |
FAX | 0584-77-1105 |
bsc"at"softopia.or.jp ※"at"を@に換えて送信してください。 |